皆さんヤギは好きですか?私は大好きです。
先日、ヤギとヨガをするために宮古島旅行に行ってきたので、
この摩訶不思議な体験を記録として残したいと思います。

■ ヤギヨガをやってみたくなったきっかけ
ここ数年、なぜかヤギにハマっていて、
毎日TikTokでヤギの動画を見て癒されるのが日課になっていました。
ヤギの、何を考えているのか分からない横長の目や、
テーブルだろうが人の背中だろうが、とにかく高いところに登ろうとするところ、
仔ヤギが落ち着きなくピョンピョンと跳ね回る様子など、
犬や猫とはまた違った、どこかシュールな可愛さに惹かれて、
気づけばすっかりヤギ沼にハマっていました。
海外のヤギ好きが投稿している動画の中で、
たびたび目にしていたのが「Goat Yoga(ゴートヨガ、ヤギヨガ)」というものです。
ヤギに囲まれながらヨガをするという、
なんとも不思議で魅力的な光景に、ずっと惹かれていました。
これまでは動物園で、柵越しにヤギを眺めることで
なんとなく満足していたのですが、
次第に「もっと近くで、直接触れ合ってみたい」という気持ちが強くなっていきました。
どうしてもヤギヨガを体験してみたくなり調べてみたところ、
日本で唯一、ヤギヨガを定期開催している場所が
宮古島にあることを知りました。
もともと沖縄は好きで、
今年もどこかのタイミングで行きたいと考えていたこともあり、
ヤギヨガを目的に、初めて宮古島へ行くことを決めました。
■ 場所と概要
今回ヤギヨガを体験したのは、
宮古島の「しろう農園」さんです。

宮古空港から車で約15分ほどの場所にあり、
アクセスもしやすい立地です。
ここは日本でも有数の規模を持つアロエ農園で、
広々とした敷地の中でヤギたちがのびのびと暮らしています。
その敷地内の一角で、ヨガ講師のNANAKOさんが
ヤギヨガのレッスンを開催しています。
基本的には事前予約制で、
あらかじめ用意されている開催日時から選択する形ですが、
2名以上であれば日程のリクエストも可能とのことでした。
今回は自分の旅程と合う日程がなかったため、
リクエスト開催の相談をさせていただいたのですが、
快く対応していただき、無事参加することができました。
料金は、入園料500円に加えて、
レッスン料3500円、ヨガマットのレンタル料300円で、
合計4300円(1人あたり)でした。
所要時間はおよそ1時間半ほどで、
観光の合間にも組み込みやすい内容だと感じました。
NANAKOさんのinstagramからヤギヨガの様子を見ることができます。
■ ヤギヨガを実際に体験してみる
農園の中にあるヨガ用のテントに入ると、
まずは2匹のヤギがお出迎えしてくれました。
講師のNANAKOさんが準備をしている間も、
草をひたすら食べていたり、寝そべってウトウトしていたりと、
思い思いに過ごしていて、早速ヤギの自由さを間近で感じられます。

「今日はこの2匹と一緒にヨガをするのかな」と思っていたのですが、
ヨガマットが敷かれ始めた途端、
「そろそろ出番ですね」と言わんばかりにヤギたちが集まり始めました。
気づけば、周りを取り囲んでいたのは総勢6匹。

どうやらヤギたちはヨガマットが好きなようで、
空いているスペースがあるとすぐに座り込んでしまいます。
そのため、ヨガが始まる前にまずは
ヤギとの“陣取り合戦”がスタートしました。
なんとか自分のスペースを確保して、
いよいよ念願のヤギヨガが始まります。
最初は軽いストレッチと呼吸法から。
飛行機移動や運転で固まっていた体がほぐれていく感覚があり、
それだけでもかなり気持ちよかったです。
ふと横を見ると、ヤギが寝転びながらウトウトしていて、
じんわりと体温が伝わってくるのも心地よく、
なんとも不思議な空間でした。
水分補給を挟みながらヨガの説明を受けている間も、
ヤギたちは膝に頭を乗せてきたり、
撫でてほしそうに寄ってきたりと、とにかく自由です。

そしていよいよ本格的なポーズへ。
四つん這いで背中を伸ばしたり、
バランスを取りながら足を浮かせたりと、
思っていた以上にしっかりと体を使う内容で、
気づけばじんわりと汗もかいていました。
ただ、その間もヤギたちはお構いなしで、
足を浮かせた隙にそのスペースへ入り込んできたり、
バランスを取っている最中に頭を押し付けてきたりと、
終始マイペースに過ごしています。
特に印象的だったのは、
終盤に行った「屍のポーズ」でした。
仰向けで完全に力を抜き、
呼吸に意識を向ける時間。
宮古島の爽やかな風が汗ばんだ肌に涼しくて心地よく、
両脇に寄り添うヤギの体温がじんわりと伝わってきます。
ときおり聞こえるリーンというチベッタンベルの澄んだ音色も相まって、
時間の感覚が少し曖昧になるような、
深くリラックスした状態になっていました。
しばらくしてゆっくり目を開けると、
いつの間にかマットの横にヤギのウンチが転がっていて、
思わず笑ってしまいました。

最後に軽く瞑想を行い、
ヤギヨガのレッスンは終了。
体もほぐれ、ヤギたちともたっぷり触れ合えて、
心も体も満たされる、とても贅沢な時間でした。
■ ヤギヨガでの気付きや驚いたこと
ヤギとの触れ合いも、ヨガも、そしてその2つが合わさったヤギヨガも、
すべてが初めての体験だったので、驚くことばかりでした。
中でも一番印象的だったのは、
ヤギがまったく臭くないという点です。
動物園や牧場のような独特の匂いを想像していたので、
会場が臭かったり、服に匂いが移ることは覚悟のうえで参加していたのですが、
実際には農園に入ってから帰るまで、
一度も「臭い」と感じることはありませんでした。
それどころか、すぐ隣でウンチをされても、
目を閉じていると気づかないほどで、
正直かなり驚きました。
むしろ実家の犬や猫カフェに行った時の方が断然匂いが強いと感じるほどで、
この点は良い意味で予想を裏切られました。
広々とした自然の中で暮らしている環境のおかげなのか、
アロエを食べて腸内環境が良いからなのかは分かりませんが、
とにかくびっくりしたポイントでした。
また、ヤギの触り心地にも驚きました。
実際に触れてみると、
想像していたよりもずっと筋肉質で、
ゴツゴツと引き締まった感触です。
犬や猫のような柔らかさの中に筋肉があるというよりも、
皮のすぐ下に筋肉があるような感覚で、
あの軽やかに跳ね回るパワフルさにも納得がいきました。
一方で、その活発なイメージとは裏腹に、
ヨガ中のヤギたちはとても大人しく、
まるで一緒にヨガをしているかのような穏やかさも印象的でした。
話を聞くと、今回一緒に参加してくれたヤギたちは、
赤ちゃんの頃からヤギヨガに参加しているベテランとのことで、
人にもよく慣れているそうです。
ヤギたちの方が自分なんかよりもよっぽどヨガの何たるかを理解しているのかもしれない、
なんて考えたりもしました。
ただ、ヨガが終わった瞬間に、
草を食べ始めたり、脱走を試みたりと
一気に“いつものヤギ”に戻るその切り替えもまた面白く、
最後まで飽きることのない体験でした。
■ ヤギヨガのあとの時間
ヤギヨガのあとには、
しろう農園内にあるカフェで一休みしました。
特製のアロエジュースをいただいたのですが、
最初は少し独特な味に驚きつつも、
飲んでいるうちにだんだんとクセになってくる不思議な美味しさでした。

せっかくなので農園内も一周してみたのですが、
名物の「ヤギピラミッド」がとても印象的で、
Goat Simulatorの世界に入り込んだような、
シュールで非現実的な光景が広がっていました。
青空と青々とした自然の中に現れるカラフルなピラミッドと、
その上で堂々と佇むヤギたち。

ここでしか見られないであろう景色で、
ある意味、宮古島の美しい海と同じぐらい記憶に残る風景でした。
カフェには可愛らしいヤギグッズも並んでいて、
その中でもヤギピラミッドの写真がプリントされたTシャツがカッコよすぎて、
お土産として購入してしまいました。

■ まとめ
実際に体験してみて感じたのは、
とにかく「最高の体験だった」という一言に尽きます。
今回の宮古島旅行は、
ヤギヨガをメインの目的として訪れたのですが、
その選択にまったく後悔はなく、
むしろこのために来る価値のあるアクティビティだと感じました。
ヤギたちの自由で愛らしい姿に癒されながら、
しっかりと体も動かすことができて、
心も体も満たされる、とても贅沢な時間でした。
もしまた宮古島を訪れることがあれば、
次も必ず参加したいと思います。
■ 旅の終わりに
今回の宮古島旅行は、ヤギヨガを目的に訪れた旅でしたが、
2泊3日の中で他にもさまざまな体験をすることができ、
振り返ってみると、とても充実した時間になりました。
移動や観光、食事、自然、そして今回のヤギヨガまで、
我ながらかなり良い旅程を組めたのではないかと思っています。
今回書ききれなかった体験についても、
また改めて記事にまとめてみたいと思います。
ヤギをテーマにしたオリジナル曲も良かったら聴いてみてください。



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