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飽き症で続かない僕と、なぜか続けている音楽の話

多趣味で飽き症な僕が、なぜかずっと続けている音楽について考えてみました。

■ 飽き症の自分

昔から、興味が出たものにはとりあえず手を出してみる性格でした。

ただ、そのほとんどは長く続いていません。

少し思い返してみても、
神絵師に憧れて買った板タブや、
部活動で始めて2か月で辞めたボルダリング、
『弱虫ペダル』に感動して衝動買いした20万円のロードバイク、
仕事帰りにムラサキスポーツで目について買って帰ったスケボーなど、

気づけば、好奇心の勢いで手に入れて、
今は埃をかぶっているものばかりです。

■ それでも続いているもの

そんな自分でも、唯一長く続いているものがあります。

それが音楽、バンド活動です。

高専1年生の頃にベースを始めて、気付けばもう10年以上続いていました。

他のことはすぐに飽きて辞めてしまうのに、
これだけはなぜか、ずっと飽きずに続けています。

■ 音楽との最初の記憶

思い返してみると、
音楽に強く惹かれた最初の記憶は、
小学校低学年の頃にさかのぼります。

年の離れた従兄に聴かせてもらったのが、
BUMP OF CHICKENの楽曲でした。

幼いながらに、その美しく優しい楽曲に心を奪われ、
気づけば何度も繰り返し聴いていました。

年を重ねるにつれて歌詞の意味も少しずつ理解できるようになり、
同じ曲なのに、感じ方が変わっていくことも印象的でした。

また、小学生の頃に聴いた
Aqua Timezの「決意の朝に」と、
スキマスイッチの「ボクノート」は、
歌詞の内容がとても深く刺さり、
「これは自分のことを歌っているんじゃないか」と感じて、
思わず涙が出たのを覚えています。

音楽がただの音ではなく、
言葉として心に届くものだと初めて実感した、
とても大切な体験でした。

■ バンドを始めたきっかけ

実際にバンドを始めたのは、
クラスメイトに誘われたことがきっかけでした。

先に軽音楽部に入っていた友人が、
ベースを担当する予定だった人が辞めてしまったらしく、
代わりに弾いてほしいと声をかけられました。

それまで楽器の経験はまったくありませんでしたが、
もともとバンドという存在には興味があり、
新しいことをやってみたいという気持ちも強かったので、
特に迷うことなく引き受けたのを覚えています。

■ 軽音楽部を思い返してみる

高専時代の5年間は、軽音楽部に所属して、
たくさんの人とバンドを組んでいました。

そのときに演奏していたのは、
back numberやSCANDAL、
『けいおん!』の放課後ティータイム、
BUMP OF CHICKEN、
ポルノグラフィティ、
YUI、
miwa、
Galileo Galilei、
Base Ball Bearなど、
色々コピーしました。

最近「ふつうの軽音部」という漫画にハマっているのですが、まさにああいう感じですね。

振り返ってみると、この頃に触れた音楽が、
今の自分の演奏や曲作りの土台になっているように思います。

また、音楽の趣味が違う仲間たちと出会ったことで、
メタルやEDMといった、それまであまり聴いてこなかったジャンルにも触れるようになりました。

自分の中の“音楽の世界”が一気に広がった時期だったと思います。

■ 離れて、また戻ってきた

就職して地元を離れたことや、社会人生活の忙しさもあり、
しばらくバンドから離れていた時期がありました。

そんな中で、一人でも音楽を続けるために始めたのがDTMでした。

ベースしかできない自分でも、
ボーカロイドや音源プラグインを使えば、
一人でボーカル入りの曲を作ることができる。

その体験は自分にとってかなり衝撃的で、
それまでの「コピーする楽しみ」から、
「自分の曲を作る楽しみ」へと、
音楽との向き合い方が大きく変わったように思います。

気づけば、DTMにどっぷりとハマっていました。

その後、社会人生活にも少しずつ慣れ、
時間や気持ちに余裕が出てきた頃に、
バンド活動も再開しました。

掲示板で募集して集まった、
年齢も環境も違う人たちと音を合わせる時間はとても新鮮で、
やはりバンドという形には特別な良さがあると感じました。

現在所属しているコピーバンドでは、
アニソンやボカロの楽曲を演奏することが多いですが、
単発のライブバンドに誘われて、
J-POPの曲を演奏する機会もあります。

また、V系のセッションバンドに誘われたことをきっかけに、
オリジナルのV系バンドにも所属することになりました。

オリジナル曲をやるバンドは初めてで、
V系というジャンルもこれまで通ってこなかった分、
日々新しい刺激があり、とてもワクワクしています。

メンバーと楽曲を作ったり、
アートワークやグッズのデザインをしたり、
主催イベントを企画したりと、
コピーバンドでは経験できなかったことにも関わるようになりました。

音楽歴の中ではまだ3年ほどの期間ですが、
とても密度の濃い時間を過ごしていると感じています。

■ なぜ続いているのか

なぜ音楽だけが続いているのか、自分なりに考えてみると、
いくつか思い当たることがあります。

まず一つは、
自分にとってのコミュニケーションの手段になっているということです。

もともと人と積極的に関わるのが得意ではなく、
こまめに連絡を取ったりすることもあまり向いていません。

交友関係も広い方ではないので、
もしバンドをやっていなかったら、
日常の中で関わる人は職場の人とコンビニの店員さんくらいになっていたと思います。

そう考えると、バンドという場所は、
自分が他者と繋がるための数少ない手段の一つなのかもしれません。

もう一つは、音楽そのものの広さです。

音楽には、聴く楽しみ、演奏する楽しみ、作る楽しみと、
大きく分けてもいくつかの関わり方があります。

さらにその中でも、
どんなアーティストを聴くか、どの楽器を演奏するか、
どんな曲を作るかなど、選択肢は無数にあります。

ベースに飽きたらギターを弾けばいいし、
曲を作るのに疲れたら、ただ音楽を聴いていればいい。

そうやって、音楽という大きな枠の中で、
飽きたり、離れたり、また戻ってきたりを繰り返しているからこそ、
結果的に音楽そのものから離れることはなかったのかもしれません。

そしてもう一つは、
音楽があまりにも身近にあるということです。

映画やアニメの主題歌やBGM、
小説や漫画の中で登場するバンド、
ふらっと立ち寄ったカフェで流れていたレコード。

どこにいても、何をしていても、
音楽は自然と生活の中に入り込んできます。

そうやって日常の中で何度も触れるうちに、
完全に切り離すことができないものになっているのかもしれません。

こうして並べてみると理由はいくつか思い浮かびますが、
正直なところ、どれが決定的な理由なのかは自分でもよく分かっていません。

■ 今の距離感

オリジナルバンドでライブや作曲をしつつ、
コピーバンドで好きな曲をカバーして楽しんでいると、
一見すると音楽漬けの生活を送っているように見えるかもしれません。

ただ、実際にはそんなことはありません。

毎日欠かさず楽器に触れているわけでもなく、
制作に追われて徹夜で作業をするようなこともほとんどありません。

周りには、音楽一筋で人生をかけているような人も多いので、
ふとした瞬間に「自分はそこまで音楽が好きではないのかもしれない」と
思うこともあります。

それでも、この先も音楽から完全に離れることはないだろうし、
飽きてしまうこともないだろうという感覚は、どこかにあります。

仕事もあるし、
コーヒーや観葉植物など、
今熱中していることもいくつかあります。

その中で、音楽が常に一番優先されているわけではありません。

ただ、「やっている」というよりも、
気づけば生活の中に当たり前に“ある”ものとして、
ずっとそこに存在しているような感覚があります。

自分にとって音楽は、
特別なものというよりも、
もっと根本的な、自分を構成している要素の一つなのかもしれません。

■ まとめ

色々と考えながら書いてみましたが、
結局うまく言葉にまとめることはできませんでした。

ただ、こうして振り返ってみても、
よく分からないまま続いているのが音楽です。

もしかすると、
そうやって理由をはっきり説明できないままでも
続いてしまうところに、
音楽の持つ不思議な魅力があるのかもしれません。

きっと人それぞれに、
自分にとっての音楽のような存在があって、
似たように、よく分からないまま続いているものがあるんだと思います。

もしそういうものがあれば、
どんなものなのか、聞いてみたいなぁ。


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