以前、初めてギャラリーでアート作品を買ったときの話を記事にしました。
その後も気になる個展やギャラリーに通う内に、
集めている、というほど数があるわけではないのですが、
気づけば少しずつ家の中にアート作品が増えてきました。
はっきりとした理由があって選んでいるというよりは、
そのときの感覚で「いいな」と思ったものを、
少しずつ手元に置いているような感覚に近いです。
どんなものを良いと感じてコレクションしているのか、
それ自体も僕という人間を表現することに繋がると思っています。
せっかくなので、ひとつずつ紹介してみようと思います。
■ 青い蝶々は隅にとまる
今回紹介するのは、
大村洋二朗さんの作品
「青い蝶々は隅にとまる」です。

福岡市の親不孝通りにあるギャラリー「モノノアハレヲ」さんで開催された、
大村洋二朗さんの個展で購入しました。
最初に見たとき、
どこか静かで、余白のある空気感に惹かれました。
強く主張してくるわけではないのに、
気づくと視線が向いてしまうような、
そんな存在感があります。
タイトルの通り、
“青い蝶々”というモチーフも印象的ですが、
その「隅にとまる」という在り方も含めて、
作品全体の空気を形作っているように感じました。
部屋ではベッドサイドの壁に飾っています。
ウトウトしながら、ふと上を見たときに、
美しい蝶が壁にとまっているという非現実的な光景が目に入り、
そのまま夢の中へと入り込んでいくような感覚がとても好きです。

立体物は絵とはまた違った視覚的なインパクトがあり、
蝶というモチーフ自体は控えめなサイズでありながらも、
不思議と視線を引きつけて離さない魅力があります。
大村さんの作品は、
生き物が持つフォルムの生々しさと、
印刷されたテクスチャの鮮烈な発色やパターンによるデジタルな質感が
共存しているところに強く惹かれています。
その「生々しさ」と「デジタル」の融合は、
DTMで作られた音楽にもどこか通じる美意識を感じさせてくれて、
暮らしの場であり、同時に制作の場でもあるこの部屋に
とてもよく馴染んでいるように思います。
大村さんの作品は他にも素敵な作品がたくさんあって購入する際も非常に悩んだので、
また機会があれば別の作品もお迎えしたいと思いました。



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