髪の毛編 ~3回作り直してようやく形になった~
前回の記事では顔のモデリングがかなり形になり、「もしかしてモデリングの才能あるのでは……?」と完全に調子に乗っていました。
ですが、その直後に待っていたのが最大の難関――髪の毛です。
これが本当に難しかった。
結果から言うと、髪の毛は3回まるごと作り直しました。
今回参考にした動画
今回かなり参考になったのが、ふさこさんの髪モデリング解説動画です。
この動画では複数の髪の作り方が紹介されているのですが、最初の私は「立体感が出そう!」という理由で、四角柱から毛束を作る方法を選びました。
そして地獄を見ます。
1回目:なんかキモイ

最初に作った髪は、とにかく全体が硬い。
シルエット自体はそれっぽいのですが、毛束同士の繋がり方が不自然です。
さらにレンダリングすると、ペラペラのワカメを重ねたような気持ち悪い感じになりました。
頑張って作ったのに、見るほど不安になる。
これは没になりました。
2回目:ちょっと良くなった。でも違う


二回目は髪の流れをかなり意識して改善。
「お、これはいけるか……?」
と思ったのですが、やっぱりレンダリングしてみると違和感が凄い。
特に難しかったのが、毛束同士の接続部分です。
立体で作れば作るほど情報量が増え、VTuberっぽいシンプルな見た目から離れていく感覚がありました。
あと単純に、髪の構造が難しすぎる。
人間って毎日髪を見ているはずなのに、いざ作ろうとすると全然理解していないんですよね。
一番苦戦したのは“センター分け”
今回の髪型で特に苦戦したのが、前髪のセンター分け部分です。
一般的なアニメ調キャラクターのチュートリアルや教本では、前髪を下ろした髪型ばかり。
しかしヨウハはセンター分けで額が見える髪型です。
つまり参考が少ない。
特に難しかったのが、
- 生え際
- 分け目
- 毛束の重なり
- 額への沿い方
- 横へ流れる方向
この辺り。
少しズレるだけで違和感が出ます。
かなり悩んだ結果、原神の魈というキャラクターの髪型を参考にしたり、自分の髪を実際にセンター分けして鏡で毛流れを確認したりして研究しました。
ウルフカットがどういうレイヤーに分かれているか美容師さんの解説動画を見たり、結構現実の髪型を理解することがモデリングの考えに活きてきました。
アニメ的なデフォルメ表現も結局はリアルを簡略化したものなので、3次元からは逃れられないということですね。
3回目:やっと方向性が見えた


最終的には、動画内で紹介されていた「面から作る方法」に変更しました。
これがかなり自分に合っていました。
襟足、中間、トップの3層をベースにして前髪を追加。
さらに、前に垂れている長い毛束だけ四角柱で立体的に制作しています。

また、センター分け部分については、
- 前髪を横へ流した“デコ出しヘア”を作る
- その上からセンター分け前髪を被せる
という構造で解決しました。
理論的に正しいのかは分かりません。
でも見た目はかなり良くなったのでヨシとします。
髪ができると一気に“自分のキャラ”になる
顔だけの時はまだ練習モデル感があったのですが、髪型が乗った瞬間、一気にヨウハらしさが出ました。
オリジナルのキャラを作っているんだ、という実感が一気に湧いてきました。
特に、
- センターパート
- 長めの襟足
- 中性的なシルエット
など、髪型の印象がかなり重要なキャラなので、ここが決まったことでかなり嬉しかったです。
これから髪モデリングに挑戦する方へ
今回かなり苦戦したので、これから挑戦される方のために学んだことを置いておきます。
・最初は絶対に“前髪を下ろした髪型”にしたほうがいい
センター分け、本当に難しいです。
前髪を上げると、
- 生え際
- 分け目
- 毛流れ
- 額への沿い方
など、急に考えることが増えます。
特に初心者は「髪を作る」以前に「髪の構造を理解する」段階で詰まりやすいので、まずは前髪で誤魔化しやすい髪型のほうが圧倒的に楽だと思います。
・ショートすぎる髪型も難しい
今回かなり感じたのが、生え際や頭の形を誤魔化せない髪型ほど難易度が上がるということです。
ショートヘアは一見簡単そうに見えるのですが、頭のシルエットがそのまま見えるので、実はかなり難しい気がします。
個人的には、
- 耳が隠れる
- 頭の輪郭をある程度覆える
- 毛束を重ねやすい
という理由で、最初はボブ系がかなりおすすめです。
たぶん一番初心者向け。
・髪の作り方は“面から作る方法”がおすすめ
最初は立体的に作ったほうが凄そうに見えると思って四角柱ベースで作っていたのですが、毛束同士の接続が本当に難しかったです。
形はそれっぽくなっても、
- めり込み
- 影の破綻
- 不自然な段差
などがかなり出やすい。
最終的には面から毛束を作る方法に変えてかなり安定しました。
VTuberモデルのようなアニメ調表現とは相性が良い気がします。
・レンダリング時の“ヌルヌル感”は気にしすぎなくていい
作っている途中、レンダリングすると髪がめちゃくちゃヌルっとして見えてかなり不安になります。
「なんか粘土みたい……」
「全然アニメっぽくない……」
と何度も思いました。
ただ、最終的にはMToonなどでアニメ調のシェーディングを行うらしいので、現段階では形を優先して進めていい気がします。
まずは完成させる。
今はそれを最優先にしたいです。
未来の自分へ
ちなみに現在の私は、
- UV展開
- 後工程
- 軽量化
- リギング
- 揺れもの設定
などをほぼ考えずに作っています。
完全に「今いい感じに見えるか」で進めています。
なので多分、未来の自分が泣きます。
でも初心者が最初から全部を理解して完璧に作るのは無理なので、今はとにかく完成まで走り切ることを優先したいです。
まずは“最後まで作る”こと。
その経験が一番大きい気がしています。
次回は体の制作に入っていく予定です。
ここまで来たら絶対に形にしたい!!
よければVtuberアカウントも覗いてみてください。
八ツ手巳 ヨウハのXアカウント(@yatsudemi_youha)



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