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コーヒー初心者が焙煎所に通うようになった話

最近、近所に珈琲豆の焙煎所ができました。

前を通るたびに気になってはいたのですが、
これまでコーヒーの味の違いがほとんど分からなかった自分にとっては、
どこか少し縁遠い存在にも感じていました。

インスタントや缶コーヒーはたまに飲みますが、
正直なところ、どれも似たような味に感じてしまい、
積極的に飲みたいと思うことはあまりありませんでした。

ただ、
「自分で淹れたら違いが分かるようになるのではないか」
とふと思い、コーヒーを始めてみることにしました。

■ コーヒーとの距離感

もともとカフェオレやコーヒー牛乳は好きでよく飲んでいましたが、
ブラックコーヒーは眠気覚ましやランチのセットで出てきたときに飲む程度で、
自分から選ぶことはほとんどありませんでした。

どちらかと言えば、飲み物としては紅茶の方が好きです。

そんな距離感からのスタートでした。

■ 道具と準備

まずは道具を揃えるところから始めました。

粕谷哲さんの動画を参考にして、
ドリッパーとサーバーはハリオのV60を選びました。

ミルは本当は動画中に出てくるタイムモアC2が欲しかったのですが、
今回はお試しということもあり、ハリオの手頃な価格のものを選びました。

コーヒーポットとキッチンスケールはAmazonで手ごろなものを選びました、
とりあえずの準備は整いました。

約5000円ほどで一通り道具を揃えることができ、これから良い道具が欲しくなった時もキャンプなどに気軽に持ち出せて無駄にならないので良い選択だったと思います。

■ 豆について

最初に用意したのは、
安価で評判のいいカルディのマイルドブレンドと、
ヘソ天珈琲さんで購入したモカ・イルガチェフェ・ナチュラルです。

入手しやすいカルディの豆と、焙煎所の人気の豆で飲み比べてみたいと考えてこの2つを選びました。

■淹れ方について

最初の一杯は粕谷哲さんの動画を見ながら、
蒸らしやお湯の注ぎ方を確認しつつ淹れてみました。

ただ、面倒くさがりなので細かい分量や時間を毎回きっちり守るのは難しく、
2回目以降は豆の量だけ計って他は感覚で淹れることが多くなっています。

それでも今のところ、問題なく美味しく飲めています。

■ 実際に飲んでみて感じたこと

まず飲んだのはカルディのマイルドブレンド。

想像していたよりもずっと飲みやすく、
いわゆるコーヒーの苦味だと思っていたエグさがほとんどなく、
すっきりとした印象でした。

これまで飲んできた缶コーヒーやインスタントとは、
まったく別の飲み物のように感じました。

続いて飲んだモカ・イルガチェフェ・ナチュラルは、
さらに印象的でした。

華やかな香りと軽やかな味わいで、
どちらかと言えば紅茶に近いような感覚があり、
同じコーヒーでもここまで違うのかと驚きました。

この体験をきっかけに、
他の豆だとどんな味になるのかが気になり、
自然とコーヒーにハマっていきました。

陶器のコーヒーカップの写真
初めての一杯は自作のコーヒーカップで頂きました。

■ 失敗して分かったこと

淹れたあとに少し手を離してしまい、
コーヒーが冷めてしまったことがあります。

そのときの一杯は、
香りがほとんど感じられず、
味も酸味ばかりが強く出てしまい、
あまり美味しく飲むことができませんでした。

この経験から、
コーヒーは温度も含めて完成する飲み物だと感じました。

温かいうちに飲むか、
アイスにするのであればしっかりと冷やすか。

中途半端な状態が一番よくないようです。

■ コーヒーを淹れる時間

コーヒーを淹れる時間そのものも、
思っていた以上に良いものでした。

道具を準備して、お湯を沸かし、豆を挽いて、
ゆっくりとお湯を注ぐ。

その一連の流れが、
余計なことを考えずに過ごせる時間を作ってくれます。

実際には10分もかからず、
手間だと思っていたほどの負担もありませんでした。

■ 生活の中での変化

ちょうどその頃、
健康のために晩酌の頻度を減らしたいと考えていたこともあり、
週の何日かは晩酌の代わりにコーヒーを飲むようにしました。

少しの準備と手間をかけて、お気に入りのカップで一杯を楽しむという感覚が心地よく、
今では夜のルーティンのひとつになっています。

アンティークなカップの写真
蚤の市で一目惚れしたカップ&ソーサ―

休日の過ごし方も少し変わりました。

朝起きて外に出る前にコーヒーを淹れ、
レコードでジャズを流しながら飲む時間は、
それだけで一日が良いものになりそうな気がします。

また、最近はキャンプにもコーヒーセットを持っていくようになりました。

丁寧に時間を過ごす感覚が、
キャンプの時間ともよく合っていると感じています。

キャンプ中にコーヒーを淹れている写真
キャンプ中にコーヒーを淹れている様子。

■ これからの楽しみ

まだコーヒーについて分かっていることは多くありませんが、
近所の焙煎所に通ったり、カフェでオリジナルブレンドを味わってみたり、
少しずつ違いを知っていく過程そのものを楽しめています。

また、道具やカップにもこだわってお気に入りのモノを集めていきたいと思っています。

これからもいろいろな豆を試しながら、
自分なりの楽しみ方を見つけていきたいと思います。

■ まとめ

これまでコーヒーは何となく飲むものでしたが、
自分で淹れてみることで、
その印象は大きく変わりました。

味の違いだけでなく、
淹れる時間や過ごし方も含めて楽しめるものだと感じています。

少しの手間はかかりますが、
その分だけ日常の中にゆとりのある時間が生まれるのも魅力のひとつです。

もし興味がある方は、
手軽な道具と豆からでも試してみると、
新しい発見があるかもしれません。


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